スマートハイムナビ(HEMS)通信エラーの検知とお知らせについて

スマートハイム設備見守りサービスでは、インターネット回線を通じて、お客さまの設備機器を日々遠隔で見守っています。

特に通信エラーが検知された場合は、情報収集装置の再起動などにより、お客さまご自身で解消いただける場合が多いため、「通信エラー検知のお知らせ」によって自動でお客さまへお知らせしています。

本ページでは通信エラーが発生した場合の、確認と復旧の流れをご説明します。

情報集主装置と情報分電盤

通信エラー検知メールでは、下記の通信エラーのいずれかを検知した場合にお知らせしています。(2015年11月5日以降)
※「通信エラー検知のお知らせ」に記載されている、下記のいずれかの通信エラーの項目をクリックし、
手順に沿って復旧をお願い致します。

検知の種類 概要
ネットワーク通信不良 情報収集装置とインターネットとの接続に問題がある場合
HEMS機器間通信不良 ご自宅内の情報収集装置や測定装置などの機器間の通信に問題がある場合
測定装置電源オフ 測定装置の電源がオフになっている場合
蓄電池、HEMS間の通信不良 蓄電池と情報収集装置間の通信に問題がある場合
快適エアリー、HEMS間の通信不良 快適エアリーと情報収集装置間の通信に問題がある場合
情報分電盤、HEMS間の通信不良 情報分電盤と情報収集装置間の通信に問題がある場合

通信エラー検知メールは、システムが通信エラーを検知してから2日後の送信となります。既に通信エラーを解消している場合は、入れ違いとなる場合があります。ご了承いただければ幸いです。

通信エラー概要図 情報分電盤、HEMS間の通信不良

スマートハイムナビ(HEMS)通信エラーご確認の流れ

下記「ご確認の流れ」は「スマートハイムナビ(HEMS)通信エラー検知のお知らせ」メールを受け取った方を対象としております。

スマートハイムナビ(HEMS)通信エラーご確認の流れ フロー図
手順1をご確認ください
手順2をご確認ください
手順3-Aをご確認ください
手順3-Bをご確認ください
手順3-Cをご確認ください
スマートハイム サポートセンター

通信の復旧方法に関するお問い合わせ先

『スマートハイム サポートセンター』
TEL: 0120-194-816
受付時間9:00~21:00 (年末年始を除く)

手順1 LANケーブル接続の確認、ルーターの電源オンの確認

LANケーブルが外れていないか確認してください。ルーターの電源が正しくオンになっているか確認してください
図1 情報収集装置
1 LANケーブルを情報収集装置のLANコネクタに差し込んでください。
※図1の情報収集装置の②の部分
2 LANケーブルをお手持ちのルーターのLANコネクタ等に差し込んでください。
※図1の情報収集装置の③の部分
※ルータの取扱説明書をご覧になり、正しくケーブルを接続してください。
よくある配線ミス(二重ルーター) 
当初からのネットワーク配線を変更されルーターを追加した場合、情報収集装置と閲覧用パソコン、快適エアリー(13年10月モデル)、蓄電池システムが別のルーターに接続されている場合、情報収集装置と他の機器間で通信が行えなくなります。 配線ミス例 ※情報収集装置は左側のルータ、パソコン等が右側のルータに接続
情報収集装置、閲覧用パソコン、快適エアリー(13年10月モデル以降)、蓄電池システムは、全て同一のルーターに接続してください。
正常配線例 ※情報収集装置とパソコン等が左側(同一)のルーターに接続
3 ルーターの電源がオンになっているか確認してください。
※ルーターの取扱説明書をご覧になり、正しく電源がオンになっているかご確認ください。

省エネ型ルーターをご利用の場合

設定の確認を行ってください。

お使いのルーターの機種によっては、節電機能が内蔵されており、深夜に電源が自動OFFとなる設定になっているものがあるため、節電機能がある場合は機能をOFFにしていただく様お願いいたします。ご家庭のネットワークは、24時間常に稼働させてください。
(スマートハイムナビは、ご家庭の使用電力量データを深夜にWEBサーバーに送信することで、見える化を行っているため)

モバイルルーターをご利用の場合

モバイルルーターは原則非対応となっております。

モバイルルーターは通信の性質上、通信遮断が発生しやすいため、特に問題が無い場合でも設備見守りによる「通信エラー」が検知されてしまいます。この場合、スマートハイムFANのコンサルティングや遠隔操作、設備見守り自体のサービスがご利用できなくなる可能性があります。ブロードバンドルーターをご利用下さい。

通信エラー検知メールの配信を停止をご希望される場合は、メールに記載されている配信停止のアドレスから配信停止手続きを行ってください。

手順2 スマートハイムナビ(HEMS)再起動方法

情報収集装置の電源を切った後に、再度電源を入れてください
1 ACアダプタのプラグを情報収集装置のACアダプタ接続コネクタに差し込んでください。
※図1の④の部分
2 ACアダプタを電源コンセントに接続してください。
※図1の情報収集装置の⑤の部分
3 電源ランプが点灯したことを確認してください。
図2 情報収集装置電源ランプ
※情報収集装置の起動完了は、電源を入れてから約50秒間(電源ランプは、点灯状態)かかります。起動が完了すると電源ランプが一旦消灯した後、点灯状態になります。
つぎに電力測定装置または情報分電盤を起動します。
※ 回路数が8の場合は、電力測定装置をご利用いただいています。それ以外の場合は、情報分電盤をご利用いただいています。
情報分電盤をご利用の場合は、こちらをご参照ください。

電力測定装置をご利用の場合は、以下の手順通りです。

電力測定装置の起動方法

1 電力測定装置の向かって左側側面に電源スイッチがありますので、オンにしてください。
図3 電力測定装置電源
2 情報収集装置と電力測定装置の両方の電源を入れてから約2分後、正常に起動したかどうか、ランプの状態を確認してください。
情報収集装置 (図2)
3つのランプが点灯しているか (電源、WAN状態表示、無線状態表示ランプ)
(WAN状態表示は点滅する場合があります)
電力測定装置 (図3)
2つのランプが点灯しているか (電源、無線状態表示ランプ)
※情報収集装置と電力測定装置の設置場所については、以下の点に注意してください。
  • 情報収集装置は、電力測定装置との間に電波遮蔽物(鋼板建具、コンクリート壁等)の少ない場所へ設置してください。
  • 金属で覆われた場所や、金属の箱の中には設置しないでください。
  • 鋼板など金属物からは、10cm以上離してください。

手順3-A HEMS機器間通信不良の場合:設置場所の確認

HEMS機器間通信不良が発生している場合は、設置環境に問題があり、宅内無線通信が正しく行われていません。スマートハイムナビ機器の設置場所をご確認ください。
1 情報収集装置と電力測定装置が金属の遮蔽物近くに設置されていないか確認してください。金属製の棚やケース等の中に機器が収納されている場合、通信状況が悪くなることがあります。
2 情報収集装置と電力測定装置間の距離が20m以上離れていないか確認してください。距離が離れすぎると無線通信ができなくなることがあります。

手順3-B 蓄電池、HEMS間の通信不良の場合:蓄電池のLAN接続確認

蓄電池、HEMS間の通信不良が発生している場合は、蓄電池と情報収集装置の間のLAN接続に問題があります。蓄電池のLAN接続状況をご確認ください。

ニチコン製蓄電池をご利用の場合

1 ネットワークの設定が正しいかご確認ください。

室内リモコンの画面から下記①の「ネットワーク設定」を選択いただき、下記の設定内容が正しいかご確認ください。
●「有線LANを使用する」が選択されている
●ご利用のネットワーク環境に合わせて「自動設定」または「手動設定」が正しく選択されている
●「手動設定」の場合、各項目に正しい値が設定されている
※ネットワーク設定手順について詳しくは、取扱説明書をご覧ください。

室内リモコンの画面
2 室内リモコンの画面に、点検コード「BC551」「BC560」「BC561」「BC562」が繰り返し表示されている場合は、室内リモコンのリセットをお願いします。
リセットボタン

リモコンのリセットボタンを10 秒程度長押しすると、室内リモコンが再起動します。

起動には数秒かかります。

NEC製蓄電池をご利用の場合

1 操作パネルの画面でネットワーク状況を確認してください。
操作パネルの画面

左記①のボタンを押して、メニュー画面を表示します。

メニュー画面で「ネットワーク確認」を選択し、 IPアドレスを表示し、正しいIPアドレスが設定されているかご確認ください。

※ネットワーク設定手順について詳しくは、取扱説明書をご覧ください。

2 「接続:OK」または「接続:NG」を確認してください。

上記②のボタンを押して、上位サーバ接続状態画面で「接続:OK」または「接続:NG」を確認してください。

「接続:NG」の場合は、ご家庭のブロードバンドルータの接続を確認してください (パソコン等でインターネットに接続できるか確認してください)。インターネット環境に問題がなくても 「接続:NG」が表示されている場合は、下記の通りにシステムを再起動してください。

カバーを外すと電源スイッチがあります

システムコントローラの右側側面のカバー(左図)を開けて、電源スイッチを一度オフ( -側) にし、2 ~ 3 秒ほど待ってから、オン( ○ 側) に戻して再起動させてください。システムの再起動完了後、再度上位サーバ接続状態を確認してください。

東芝・SHARP製蓄電池をご利用の場合

東芝・SHARP製蓄電池に関しましては、取扱説明書をご覧頂き、蓄電池のLAN接続状況をご確認ください。

手順3-C 快適エアリー、HEMS間の通信不良の場合:快適エアリーのLAN接続確認

快適エアリー、HEMS間の通信不良が発生している場合は、快適エアリーと情報収集装置の間のLAN接続に問題があります。HEMS経由での操作が可能になっているかご確認ください。

カバーを外すと電源スイッチがあります
1 初期設定(ユーザー設定)モードへ切り替えます。「運転切替」を約5秒押してください。

※図1の②のボタン
※ユーザ設定モードへの切り替え方法は取扱説明書も合わせてご覧ください。

2 図1の③のボタンを押して表示項目26を表示してください。

※1回押すと1項目移動し、押し続けると早送りになります。

3 「off」の場合は、「on」へ変更します。図1の④のボタンを押して「on」に切り替え、
⑤を押して確定してください。

※すでに「on」の場合は、正しくHEMS経由での操作が可能になっています。

4 「運転切替」を約5秒間押してください。

※元の表示に戻ります。

●何もしない状態が約5分続いた時やふたを閉じたときは、変更内容は確定されず元の表示に戻ります。
●設定作業中にふたを閉じると内容は反映されません。

参考:スマートハイムナビの通信が復旧したかどうか確認する方法

スマートハイムナビのマイページトップ画面から、下記の手順に従って画面表示がされるか確認してください。
スマートハイムナビ

スマートハイムナビはこちら
new.smart-heim.com

ログインIDやパスワードを忘れてしまった場合

「ユーザIDとログインパスワードを忘れた方はこちら」 を押して、ご案内フローに従ってください。

スマートハイムナビ ログイン画面

確認の手順

図4 マイページトップ画面 スマートハイムナビ URL: https://smart-heim.com

1 「当日分」ボタンを押す (図4を参照)
2 「ご自宅内のパソコンから【当日分】消費電力量を見る」のボタンを押す
3 下記の瞬間値画面が表示されることを確認してください。(図5を参照)
(画面表示内容はお客様ごとの採用設備により一部違いがございます)
瞬間値画面が表示される

サーバとの通信ができています。
※瞬間値画面が表示されない場合 → ネットワーク環境を再度確認ください。

消費電力の数値が表示される

電力測定装置と情報収集装置が通信できています。
※消費電力の数値が表示されない場合 → 電力測定装置の状態をご確認ください。

図5 瞬間値画面 ※以下は蓄電池を搭載いただいたお客様の表示画面

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